本日はとても嬉しい発表があります!
この度、ブッダガヤ市内で「日本語学校」を開校することになりました。現在は準備中で、新型コロナウイルスの影響で予定より大幅に遅れているのですが、少しずつ形となり、先週看板が取り付けられました。

この日本語学校は単に日本語が学べるだけの学校ではありません。
日本語の勉強の他、日本の生活習慣、介護スキルを学び、技能実習制度を使って「技能実習生」として来日する流れが確立されています。将来的には日本だけでなく、母国インドでも活躍できるようにブッダガヤに「介護施設」を開設することを目標とし進めています。
プレマメッタスクールの知識と経験を活かし、日本のNPO法人、企業様と連携してこのプロジェクトは立ち上がりました。
私たちは、スジャータ村でプレマメッタスクールを長年運営しながら感じていたことがあります。
それは、将来、職に就くところまで支援できなければ、6年、7年と小学校に通い続けてくれたこども達に申し訳がないという気持ちです。現在私たちはプレマメッタスクールを卒業後も勉強を続けられるように進学支援をしていますが、ここ、ブッダガヤには働く場所が圧倒的に足りず、職業支援が難しいのです。それはビハール州全体で見ても同じで、就職先がないのです。別の問題として根深く、根強く残るカースト制度や男尊女卑も自由に職を選べない弊害となっています。
そのような事情から、町に通わず、村の中で女性が学びながら職業訓練も受けれる学校と、この技術実習生として日本に送る人材を育てる「日本語学校」の開校準備をしています。(女性の学校についてはまた改めて書きます)
日本に行って学びたい、働きたいという若者は貧困国では多く、ここブッダガヤにも日本を憧れる若者が多くいます。
そんな彼らが日本を夢見て希望を抱き勉強をし、いざ、技術実習生として日本に行ったら「がっかりした」「こんなはずではなかった」「高額な手数料をローンで返済しているから手元にお金が残らない」など、残念な出来事が日本で起きていることお事実です。
そういう悲しいことが起きないように、送り出し機関から受け入れ先施設まですべて私たちが一貫してお世話ができるという本当に夢のようなことが私たちで出来ることになりました。
「プレマメッタ ジャパニーズ ランゲージスクール」は運営費を作るために同建物内にホテルとカフェも始めます。

cafe Roots India

Room

お部屋はすべてTV、個室バスルーム付

クラスルーム

他にも「くら応援 ネットワーク」様や「社会福祉法人美谷」様が 培った就労支援での多岐にわる活動をかし、日本でアンテナショップ や喫茶店、うどん屋フリースペの活用により学校運営を支える仕組みをつくります。

アンテナショップはこちら BストロAmaゴリラ 名古屋あま市のお近くの方はぜひ足をお運びください。
いずれ、ブッダガヤからも何かお届けする予定です。
みなさまのご支援のお陰です。いつもありがとうございます。