2019年8月21日から25日(4泊5日)でデリーへ行きました。

私達が学校を運営している事の目的は、子供たちが将来自立し、安定した暮らしができる事です。そのまず最初に段階に小学校の勉強があります。基礎教育を受ける事ができた後も、「最終目標に辿りつくまでサポートするには何ができるのか?」
をずっと考えています。

デリーのオフィス前で。

ひとつの案として、私達が運営している無料で学べる小学校「プレマメッタスクール」の卒業生で、進学をし勉強を続けている生徒たちが、「日本に留学できる」「日本の技術などを学べる」という経験ができれば、彼らの未来の可能性が広がると考え、チャンスがあるか調べてきました。

幸運な事に、デリーにある「日本科学技術機構(JST)」のインド担当者さんと「東京大学デリー事務所」の所長さんに会える事になりました。そこで、プレマメッタスクールの卒業生であり、運営を手伝ってくれている2人(ニティーシュ クマール18歳、ナグデブ クマール22歳)が、ちょうどこれらのプログラムや進学に適した年齢である事から勉強のために私と一緒にデリーに行く事になりました。

デリーでのまるで日本のようなオフィスで会議室での打ち合わせ、説明会、インドという異国で仕事をしている日本人、インド人だけど日本語を綺麗に話し、日本人と一緒に仕事をしている若者たちに出会い、ふたりは良い刺激を受けたようです。

JSTのご担当さまと

また、ブッダガヤでは若い男女がふたりで一緒に歩く事さえ白い目で見られ、特に女の子は男の子から話しかけられるだけでも家の人に怒られる閉鎖的な社会です。
カフェや公園でデートをしていたり、単なる友達として交流している男女、オープンな若者たちをデリーで見て、まるで違う国にいるような感覚になったようです。

これから彼らが物事を判断する時に、広い見解をもって判断できるようになってくれたらブッダガヤも変わると思います。
彼らの世代なら女性の地位や立場も変えていけると信じています。

この後も同ブログにてデリーでの滞在記を更新しますのでチェックしてください。

この旅にご協力くださった皆様、ありがとうございます。