昨日4度目となる食料品などの配給を行いました。
今回訪れた村は最も低いカーストの人々が住む村です。インドに根深く残るカースト制度により町やカーストの高い人々がいる村の近くに住むことができず、離れた地に村ができます。ほとんどの人が土地を持たないので畑などもできず、出稼ぎや掃除、汚物処理などを仕事としていますがインド全土のロックダウンにより仕事が出来ずさらに生活が厳しくなっているようです。

私たちはこの地で日本でいう小学生くらいの児童を対象に週に2回、無料の塾を開催しています。この塾も3月からずっと閉鎖されているのが残念です。
今回の食料品などはこの児童たちの家庭と未亡人の方、身体障害者の方を対象に42世帯に行いました。

リーダー的存在のプシュパさん(写真の中の女性)

何かを始めるとき、その地で生活している地元の人の協力なくてはできませんし、将来の為には地元の人の中から権力的なリーダーではなく、人を導く事ができるリーダーを育成することが望ましいと考え、1人の女性にずっとお手伝をしてもらっています。塾の先生も担ってくれてる頼もしい存在です。昨年お子さんが産まれましたが、このような活動に参加してくれているし、活動を快諾してくださる旦那様にも感謝です。(通常はなかなか難しいです)
そんな彼女のおかげで今日もスムーズに食料品の配布ができました。

5月3日で終了する予定だったインド全土のロックダウンはさらに2週間延長されることになりました。

今後も出来る限り必要な人に必要なものが届くように努力していきます。